ポリエチレン管の管路設計手順

内水圧条件の決定 強度計算 安全性の確認
使用最高圧力P 発生応力σmax 許容応力σaを上回らない事を確認
埋没条件の決定 荷重の計算 強度計算 安全性の確認
土被りH、基礎構造、輪荷重、土の単位体積重量r 埋戻土による鉛直土圧q、輪荷重による鉛直土圧p 最大発生応力σmaxたわみ率V 許容曲げ応力σbおよび許容たわみ率Vaを上回らない事を確認

ポリエチレン管の特徴

接合部の信頼性が高い
接続にはBF(バットフュージョン)接合による熱融着方式を採用します。
接合部が一体化することで、システムの生命である気密性に高い信頼度が期待できます。
※サブコイルの場合はドラム長さごと
耐震性に優れる
可とう性を有し、柔軟性がありますので、地震や軟弱地盤での不等沈下に追従し、管路の性能が保てます。
また、一定の曲率半径以上であれば既設管に沿った配管が可能です。
管の寿命特性が良い
従来の高密度ポリエチレン管の弱点であった耐ストレスクラッキング特性を飛躍的に向上させた、長期耐久性に優れた次世代の高密度ポリエチレンを材料としています。
薬品に侵されにくい
ポリエチレンは科学的に安定しているので、酸、アルカリに強く広範囲の薬品に侵されません。
また、スケールの付着も少なく、長期にわたって搬送性能の低下がありません。
施工性に優れる
他のあらゆる管材に比べ非常に軽く、小運搬および施工時の取り扱いが容易です。
また、簡便なBF接合作業ですから施工のスピード化に役立ち作業の効率化が図れます。
耐衝撃性に優れる
高密度ポリエチレン製のため、耐衝撃性に優れるとともに、高い偏平強度も有しています。
寒冷地での使用や、車道下埋設にも安心です。